コロナは我々にどのような”変化”をもたらしたか

みなさん、こんにちは。Jamieです!

プロフィール記事以外には、これが私が投稿する初めての記事になります。

何をトピックにするかかなり悩みましたが、昨今の状況からこの話題を外すことはできないと考え選択しました。

既に無数の意見がバスワードのように溢れていますが、ズバリ" 新型コロナウイルス (COVID-19) は我々にどのような変化をもらたしたか" というタイトルで自分の周りに起きていることと、この先に訪れるであろう世界を考察してみようと思います。

新型コロナウイルスとは

改めて説明するまでも無いとは思いますが、自分への備忘録も含めて簡単におさらいをしておこうと思います。

以下、Wikipediaからの抜粋です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/新型コロナウイルス感染症_(2019年)

"新型コロナウイルス感染症は国際正式名称COVID-19といい、気道感染症の一種である。一般的な症状には、頭痛、嗅覚や味覚の消失、鼻詰まりおよび鼻漏、咳、筋肉痛、咽頭痛、発熱、下痢、呼吸困難がある。

多くの場合、無症状または風邪様症状を伴う軽症で自然治癒するが、重症では急性呼吸窮迫症候群や敗血症、多臓器不全を伴い、最悪の場合死亡に至る。

2019年12月に中華人民共和国湖北省・武漢市で確認されて以来、世界各地に拡散した。"

日本では2020年1月16日に初めてのケースが確認されて以来、全都道府県で感染者が発生しています。

2021年5月23日現在、全世界で感染者の合計は1.6億人以上で、死亡者数は340万人を超えています。

私の周りで起きたこと

私の周りで起きたことを、記憶を辿りながら以下に示していきます。

  • 2019年末に海外出張に行き、2020年初にも渡航する予定があったが、日本でCOVID-19のケースが確認され世間が当該ウイルスを認識するにつれて、渡航予定がキャンセルとなった。
  • 2020年初は職場での変化は特になく、マスクを付けて出社する程度だった。他の会社に勤める方も同様な雰囲気だった。
  • 2020年3月頃になると急に世間のCOVID-19に対する警戒心が高まっていくのを感じた。連日ニュース等でもウイルスに関する話題が中心となった。
  • 2020年4月に一度目の緊急事態宣言(以下、宣言)が発令。全国民無視することができない状況となり、未知のウイルスとの恐怖に怯えた。勤務先は全面出勤禁止。現場にいないと出来なかった仕事もリモートに切り替えざるを得なくなった。
  • 宣言以降は食料の買い出し以外の外出は基本的に出来る雰囲気ではなかった。買い物もなるべく他の方との距離を保ち、手は常にアルコールで消毒。帰宅後は必ずうがいをするようになった。おかげで通常の風邪をひかなくなった。ティッシュ、トイレットペーパー、マスク、アルコール消毒液、うがい薬等が手に入りづらい状況となった。
  • 宣言から2ヶ月ほど経過すると、周りも含めリモート勤務に慣れていった。会社でしか出来ないと思っていた仕事が、インターネットさえ接続できれば自宅や他の場所でも、難なく遂行できることに自分も含め多くの人が気付き始めた。宣言解除後も多くの人が出社を最低限に抑え、多くの時間をリモート勤務に切り替えた。
  • 自宅で過ごす時間が爆増するにつれて、Amazonや楽天等のE-commerceを利用して買い物をすることが増えた。またSNS (e.g., Twitter)、Netflix、Amazon prime等インターネット上で過ごす時間が大きく増加し、それに伴い自宅のテレビ、オーディオ、パソコン等の設備を充実させていく風潮が高まっていった。
  • 2021年初に2度目の宣言が首都圏に発令。1度目のような混乱は感じられず、継続していた自粛生活を一段階厳しくする (e.g., 気分転換の散歩をやめる) ような感覚であった。
  • [当記事執筆時] 2021年5月に3度目の宣言が発令。2度目と同様、少し引き締めるような感覚で、自粛生活を継続している。買い物は最低限、外出することもほとんどなく、自宅で勤務・プライベートを過ごす時間が大半を占める。

これから起きることの考察

以上に私の記憶サマリーを示しましたが、改めてこの一年半程度ほとんどの時間を自宅で過ごすようになったことを再認識しました。

COVID-19 pandemic以前は、プライベートの多くの時間を友人との会食(or 飲み会)に充てていましたが、この一年少々はほぼそのような時間の過ごし方をしていません(遠い昔の記憶...)。

最初の宣言直後は慣れない生活を強制され、また普段のプライペートの過ごし方を奪われたことから極度なストレス環境にさらされ、多少精神的に不安定な時期もありました。

しかし、次第に慣れるにつれて、逆に以前のような時間の過ごし方を出来る気がせず、自宅で過ごす時間を心地よく感じています

つくづく人間は状況に適応する能力を持っていることを理解します。

そこで、今の状況にほとんどの人が適応しつつある現代に、今後起きること&その課題を以下に示してみようと思います。

1. 働くのに場所は重要で無くなる

上述の繰り返しになりますが、COVID-19以前は私も含め多くの方が勤務先に通勤し、オフィスで同僚と並んで仕事をしていたと思います。

ところがCOVID-19以前からオフィスでしていた仕事が、パソコンを使用したデスクワークが主流だった方は、場所が自宅に変わったところで難なく出来ることが分かりつつあるかと思います。

唯一障壁になっていたコミュニケーションも、ZoomやMicrosoft Teams等のテレビ会議ツールを活用すれば、解決することを多くの人が実感したはずです。

人々は無駄を排除し、時間を効率的に使用する方向に流れるはずですから、今までのように平日のほとんどをオフィスに通勤するという勤務スタイルは、多くの人にとっては終わりを告げることになると思います。

しかしながら、この風潮は止まらないにしても、私は以下の課題があると考えます。

リモートコミュニケーションには対面での貯金が必要であるという事実

先にZoom等でのテレビ会議ツールを用いれば、顔を合わせなくともコミュニケーションが取れるとお伝えしました。

私自身の実体験では、これは”既に対面でのコミュニケーションしてきた人が相手であるに限る”ということを感じています。

人とのコミュニケーションを円滑に行うためには、相手が持つ独特の間を理解することや機嫌が良い時・悪い時を察する能力が大切になってきます。

私はこの部分は、対面で仕事以外の会話も経ることによって深く理解できる部分だと考えていて、これらを把握せずにいきなりリモート会議で全ての人に対して一様に対応をしてしまうと、かなりの確率で円滑な会話ができないことを実感しています。

(自分で言うのもですが...)私はこの点においては人並み以上の能力を持っていると自負していますが、それでもCOVID-19後に入社した一度も対面したことない社員とのリモート会話ではこの点に大いに苦戦しており、その相手は私以外とも同様の理由でうまくいかないことが多いように思います。

基本的にリモート勤務をする場合においても、定期的に対面で会話することで、お互いの人となりを理解することは、リモート勤務の効率を最大化することで必須だと考えます。

(今後の技術革新でこの点は改善できる確率が高いです。詳細は後述します。)

リモートアクセスに適さない情報の扱い

その会社の秘匿情報を扱う業務の場合は、リモートによるアクセスが許可されない場合が多くあると思います。

個人的には現代のIT技術 (中央でのセキュリティ管理やVPNの使用等) を適切に導入すれば、ほとんどの秘匿情報をリモートにより安全にアクセスできると考えていますが、

  1. 会社・社員のITリテラシーが向上する
  2. クラウドのセキュリティ管理性能が向上する

ことで解決することができると考えています。

1については、会社・行政が主体的になって教育を進めていく、2については、既にこの分野に米国を中心として多くの会社が参入していますから、解決するのは時間の問題だと考えています。

2. 現実社会とバーチャルな世界の境目がなくなっていく

先に”私の周りで起きたこと”のことの一つとして、”SNS (e.g., Twitter)、Netflix、Amazon prime等で時間を過ごすことが増えた”とお伝えしました。

COVID-19以前は、情報収集等特別な目的以外にこれらのインターネット上のプラットフォームで時間を過ごすことはほとんどなく、ほぼ全ての時間を現実社会で過ごしてきました。

それが、家の外に出ることができない状況になり、人に会えなくなることで、他の場所で充実する時間を過ごすための術を探し始めました。特に人との交流の場を求め始めました。

そこで、Twitter / Facebook / Youtube 等で現実社会ではお会いしたことない方々と、情報を交換し、時には会話をすることで交流するようになりました。

これはこの記事を書いている2021年5月でもそうですが、頻繁に交流していればそれが対面でなくSNS等バーチャルな世界でも、現実世界での交流と同じような感覚になっていくということを実感しています。

どっぷりはハマっていないですが、SNSの他にFortniteやRoblox等のバーチャルな空間で他者と交流するゲームも試してみました。

私はそれらで過ごした時間が圧倒的に少ないため上手く馴染めませんでしたが、周りの慣れている方々は、あたかもそれが現実世界のようにゲームの中で接し、コミュニケーションをとっていました。

これらはほんの一例であり、同じようなプラットフォームは多数あり、これからも増えていくと想像します。

そうなれば、それが現実社会であれ、バーチャルな世界であれ、人と密にコミュニケーションをし、共に生活していくという点では大きな違いを持たなくなると考えます。

昨今、GAFAM (Google, Amazon, Facebook, Apple, Microsoft) 等の米国巨大IT企業がAR (拡張現実) / VR (仮想現実)に非常に力を入れていますが、その先に見据えているのは対面せずして人と密にコミュニケーションが取れる世界を実現することだと確信しました。

こうした技術が現実となれば、上述した”対面コミュニケーションでないと蓄積できない同僚の人となりの把握”や”対面でないと効率的に遂行できない、ブレインストーミング等のアイデア出し”もリモートにて行える世界が現実化します。

そうなれば、自分が物理的に存在している場所はますます意味を成さなくなり、多くの人は仕事・プライベートを含めたほとんどの時間をそれらのプラットフォームで過ごすようになり、タイトルに記載した通り”現実社会とバーチャルな世界の境目がなくなっていく”と想像します。

おわりに

実はまだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、一旦このあたりで記事を区切らせていただこうと思います。

当記事をアップデートするか、新しい記事を立ち上げるかで、残りの部分は追々記載させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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